ヴィクトリアンもどきに リ・メイク*リ・モデル

アンティーク風へたうまペイントと、自己流デコパージュで、 お菓子の箱も古びた家具も大変身! お部屋作りのことや 私事もときどき書いてます。

2012年08月

お部屋作り

CAR37AKF
前に住んでいたのは
亡き愛猫と長く暮らした思いで深い家です。
古い家でしたが
内装だけリフォームして、外側とは全く違った空間を作って暮らしていました。

オーク色の落ち着いたフローリング、リビングはイタリア製のシャンデリア、
壁のクロスは普通にアイボリーの無地でしたが、
部屋によってはウォールペーパーを張ったり、寝室は元の漆喰の壁を
モーブピンクに塗り変えたり、
ヤマハの重厚なこげ茶色のドア、昔は流行っていたので出窓もつけました。
忙しいと、とっ散らかしていることも多く、猫には大変迷惑をかけましたが
慣れ親しんだ家でした。
その家を取り壊すことになり、3年前に仮住まいに引越ししました。
築8年ぐらいの綺麗な一軒家でしたし、
内装も一応バランスは取れていましたが、どこか味気なく見えて
しっくりきませんでした。

新しい家のプランを立てる時、
最初は元の懐かしい家のイメージをかなり引きずっていました。
フローリングも最初はオーク色もつもりでした。
が、広めのアイボリーのサンプルを見たとたん突然気持ちが変わりました。
絶対にこれだと。。。。大成功でした。
アンティーク風の家具と明るくモダンなアイボリーの床の対比が
すごく気に入っています。
ドアは仮住まいと同じような感じになるのがどうしても嫌だったことと
出来る事なら昔の家よりもっと進化(?)しようと
木のオーダードアを探しました。
サンウッドさんに伺って現物を見て、値段の割りに立派で素敵でびっくりしました。

さらに、普通にオイルスティンしてもらわないで自分でペイントまでした訳です。
ドアや廻りぶち、巾木をペイントしたことは、
ただ木目を生かしてただオイルスティンしてもらうより、家具やクロスと
うまくマッチしたと思います。
ペイントとした家具は勿論ですが、木目の家具がとても引き立って見えます。
ドアなどの建具と家具の木目の色合いが合わないと統一感のない部屋になります。
実は両親の部屋がそんな感じです。
二者を完全に合わせるか、かえって質感を全く変えてみると
まとまりの良いインテリアになると思います。

クロスは主に柄物を選びました。
昨今はどの家を見てもほとんど白っぽい壁です。
それが塗り壁であればとっても素敵ですが、クロスだったら部屋によって
変化をつけたほうが楽しいと思いませんか?
よく柄は飽きると聞きますが、私の場合は好みがはっきりしていて
ぶれない性質なので、大丈夫なのです。
特に一目惚れしたリビングの薔薇のクロス、大変気に入っています。

それから、私が大切に考えているのは照明です。
照明のデザイン次第で部屋の雰囲気の50%くらいは決まると思います。
照明器具に少し奮発してみてはいかがでしょうか?
コストを考えれば、私の選んだものは効率が悪いかもしれませんが
機能性だけでは、素敵な部屋になりません。

いろいろなショウルームに足を運んだり、打ち合わせを重ねて
やっと出来上がってこの家、少し狭いけれど大好きです。
予算に限りがあっても少し努力すれば、理想に近い空間が作れます。
照明の位置で一箇所、図面のミスを見落とした失敗以外は
とても満足しています。
上を見たらきりがありませんが、自分らしい部屋に暮らせて幸せです。


ペイント

dc020653 (1400x2100)
私みたいなペイントの手法はダメージペイントと呼ばれるらしいです。
塗料はすべてアメリカ製のバターミルクペイントを使っています。
鉱物とか天然 の素材でできているそうです。
臭いもほとんどありませんし、刷毛すべりも最高です。
細かいひび割れを出すのはオールクラックアップ という透明な塗料を
使っています。
下地の色を塗った後、オールクラックアップを塗って、乾かないうちに
反対方向に違う色を塗ります。
少し時間がたちますと表面がどんどんひび割れてきて、
古びたアンティークな仕上がりになります。
ただ、何回やってもどれくらいの時間をおくと丁度良いひび割れ具合に
なるのかつかめません。

ペイントと申しますと、私の嫌いなアーリーアメリカン調を想像しがちですし、
実際、塗り方によってはそうなります。
そこでヨーロッパ調のアンティークな風合いを出すために
色合いも工夫しましたが、ゴールドを所々に使いました。
ブロンズの粉を溶剤に混ぜたものやアクリル製のラッカーも使いました。
塗料の色の調合はレースを染色するときの感覚に似ています。

フィニッシュには同じ会社のクリアペーストグレースというオイルを
布で2度くらい塗りこみます。
こちらを使うとよりアンティークな風合いになります。

ペイントは本当に楽しい作業です。皆さんにもお勧めします。
あまり楽しいので、
今度マーガではペイントを取り入れた作品も制作いたします。
こちらにつきましては、マーガ・レース・アクセサリーのブログで
後日、ご紹介いたします。




生まれ変わった箱

CAYXWJHI
デコパージュやデコパッチの材料をしまっている箱。
昔、白金台のチョコレート専門店ショコラティエ ・エリカの2階のお店で
買いました。
有名なエリカのマボン ヌ、本当に美味しいです。
オレンジピールのチョコも! 
そして、その2階のお店、うっとりするような綺麗な箱がいっぱい。
贈り物にしたい時、エリカのチョコを好きな箱に詰めてもらえます。
箱も安くないので贅沢なプレゼントですが、大切な人に贈るのでしたら 
最高です。 

この箱、ぼろぼろでした。
以前の私でしたら捨ててしまいましたが、
これこそリメイク・リモデルです。

去年お暮れ、風邪をひいた時
丁寧に修繕して、デコパッチペーパーやプリントした絵柄を貼ってみました。
 具合が悪くてもこんなことだとやる気になります。
前よりずっと素敵になって 、新しい家に持ってきて
使えるようになりました。
捨てなくて良かった。
ものを大切にして慈しんで使っていくのって、気分の良いことです。

熊が好き!

CA44RPHV
テディベア好きです。
時々、枕元にひとつ置いて眠るくらい。
そのせいなのか、数日前、変な夢を見ました。
私がテディベアの一匹を連れてお出かけです。 
手を繋いで歩いてです。途中でパンをやるとパクパク食べます。 
皆に 自慢げに見せびらかしていました。
 このごろ、秋物のデザインでちょっと悩んでましたから、
疲れていたのでしょう。。。。。。 

ネックレスかけ

CA2YFG2YCAIRNJO6
古くなったネックレスかけ。
去年、ネコさん の絵柄を貼ったものをご紹介しましたが
その後、残りの三体をこんな風にリメイクしました。
こういうことを始める と夢中になって止まらなくなる私。
マーガのディスプレー什器は、仕事仲間にもよく褒められますが、
調子に乗って、こんなことばかりやっていると、
肝心の売り物が間に合わなくなります。
気をつけないと。。。。。
プロフィール

マーゴ

カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ